柔道整復師は整骨院だけしか就職先がないのか?整骨院の将来が不安な人に見てほしい記事

柔道整復師は整骨院だけしか就職先がないのか?整骨院の将来が不安な人に見てほしい記事

柔道整復師に夢を抱いて一生懸命勉強してる学生さんはたくさんいるでしょうね。僕も約7年前くらいはそうでした。

人生であれだけ勉強したのは最初で最後です。部屋の中で発狂した記憶は今でも頭に残ってます。w
叫ぶ
こんなこと言うと「そんなに勉強しないと柔整師にはなれないのか………」と肩を落とすかもしれませんが、しっかり落としてください。w

それくらい勉強する覚悟でやったほうがいいです。脅しでもなんでもなく、そんだけの気持ちでいたほうが「やるしかない!!」って思えますからね。

受験もありますが、もう一つは就職先です。柔道整復師のほとんどが整骨院だと思います。

受験も整骨院勤務も経験した僕が正直に整骨院について語りたいと思います。

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実際に整骨院に勤めた感想。

僕の柔道整復師経歴をさらっと紹介させてもらいますと、東日本の震災があった年から社会人として整骨院に勤めてました。

福岡の専門学校から、大分の整骨院に就職し、ちょっと出世して転勤後は地元の山口県は長門市で分院長をさせてもらいました。(勤続年数は7年くらい)

それなりに経験してます。w

整骨院に来るお客さん(患者さん)について

整骨院で患者さんをお客さんと呼ぶのが嫌なんだけど、今の整骨院業界は完全に患者さんをお客様扱いです。w

整骨院のイメージっておじいちゃんおばあちゃんだと思っている人が多いです。まったくその通り。
高齢者
ほとんどの整骨院は高齢者がターゲット。外傷はほぼ来ません。捻挫が一日に一人か二人くればすごいほうですよ。

その証拠に、柔道整復師なのに脱臼を治したことがない先生はざらにいます。若い先生は脱臼が来ても整復する自信がなくて整形に送ることがほとんどかもしれません。

経験を積んでる先生なら脱臼の整復も詳しくて、新人に教えることができますが、今の時代は若いうちに開業することが多くその辺の経験は浅いです。

僕の勤めた整骨院は、二ヶ月に一回くらいは脱臼や骨折が来てました。もちろん僕も整復して治療したことがあります。

捻挫もよく来てましたね。

ド田舎ゆえに周りにライバルの整骨院がなく、20年近く経営して町民との信頼関係ができていたのが要因でしょう。

おかげで柔道整復師としては、貴重な経験ができたと思います。

でもまあ、外傷の数は三日に一回くらいで、あとは全部おじいちゃんとおばあちゃんのマッサージの日々でしたね。これが本当に苦痛。w

基本的にこれだけだと思ったほうがいいです。若い人が来たら嬉しいくらいでした。

部活終わりに学生さんが捻挫の治療で来てくれたら嬉しくて自分の担当にしたくて必死でしたもん。w

ちなみに都会だったらまだまだ年齢層は若くなりますが、都会ならなおさら外傷が来ないことがほとんどです。

では外傷以外でやりがいを感じれる要素は何があるのか?

整骨院でのやりがい

それは、ぎっくり腰首の寝違えなどの亜急性や急性の痛みで来る患者さんの治療は面白かったです。

ぎっくり腰なんかは超音波の治療器を使い痛みを軽減させたり、寝違えなんかは、首の矯正で一発で治ることもあります。

もちろんその時々で治療方針はまったく変わりますが、少しずつ治る様子は見ていて気持ちがよかったです。

目に見えて結果がわかるとやりがいも生まれて、「柔整師として役に立ててるなぁ」って実感できますよ。

他にやりがいと言われれば、捻挫の学生にテーピングを巻いたりなんかは、楽しいです。応援している気持ちになれますね。

「患者さんとの楽しい会話はやりがいに入らないのか?」

これも確かに楽しいですよ。しかし、ぶっちゃけ整骨院じゃないほうが僕は楽しい会話できますね。

基本的に痛みを和らげに来ている患者さんなので、マイナス感情が大きいことがほとんどだからです。
泣きながら寝る子ども
「腰の痛みをなんとかしてくれ」「肩が重くてだるい」などなど。(肩こり、腰痛は保険対象外)

痛みに対して寄り添うように共感してあげるやり方がありますが、これがまた人によってバラバラで寄り添えば寄り添うほど、何も変わらない人がほとんど。

難しいところでもありますが、経験を積めばそいういった人に合う治療法が見つかるかもしれません。それをやりがいと思える人は整骨院の先生に向いてますね。

僕は無理でした。w そこにやりがいを見出せなかったです。

肩こりや腰痛って全て仕事とかストレスから来てるし。僕の考えでは「それ辞めたら?」って感じにしか解決方法が思いつきません。w

でもねぇ。肩こりとか腰痛の人って言い訳が多くてそれを辞めないんですよ。プライベートまで口には出さないけど、これってイタチごっこなんですよね。

ちなみに仕事での痛みは労災扱いになるので保険は使えません。この辺もめっちゃめんどくさい。

休みは確保できるのか?

微妙なところですね。週に二日あれば最高です。僕の場合は週一でした。

しかも勉強会に行くとなると実質休みなしですね。残業代もでるところが少ない気がします。残業代出たら整骨院側は破産するかもだし。w

そのくらいカツカツな整骨院が多いということですね。

整骨院に勤めるのは正解なのか?

現在、美容院はコンビニの2倍です。しかし整骨院は3倍〜4倍

ド田舎なんかは少ないほうですが、都会に行けばビルのテナントを借りて一人か二人で経営しているところがたくさんあります。

この現状はしっかり把握したほうがいいです。

柔道整復師になったほとんどの人が開業を目的に一生懸命頑張ります。しかし、開業してからがめっちゃ大変

普通に勤めるより休む時間がなくなるかもしれません。一つのパイを何十人で奪い合うみたいな形が成り立ちますから。

昔と違い開業したら患者さんが来る時代ではなく、開業してからどうやって患者さんを増やすか?を必死に考えないといけなくなります。

その方法も多様化が激しく、ハロウィンでコスプレしたり、実費を増やしてみたり、休日に整骨院の無料体験治療をしてみたり。

正直、柔道整復師のプライドがあった僕は、このやり方がどうも大嫌いでしたね。「いやもう整骨院の枠超えてね?」って。

「それならもう整骨院って名前は使わないほうがいいでしょ………」って今でも思います。w

保険を使う場所でコスプレやら、無料治療体験って変じゃないですか?保険治療って国民のお金なんですよ。

それを考えると必死に患者さんを集めるだけのやり方は、納得いきません。保険治療だけで生活してる整骨院がほとんどの状態で、実費だけで頑張れっていうのも酷すぎますが、医療費の負担を考えると避けては通れない現実です。

ひどいことを言ってますが、整骨院業界は肩こりに保険使う時代に終焉を迎えるべきではないかなって僕は個人的に思ってます。

これから柔道整復師になる学生さんには耳が痛い話ですが、しかたないことですよね。

しかし、向かい風を追い風にする方法は必ずあると僕は思います。保険請求をきっぱりやめて、自費だけ生活してる整骨院もあるからです。

みんなが保険請求にしがみついてる時こそ、抜け出して自費だけで生活する整骨院は独自の方法があり、他の整骨院との差別化ができているからです。

なので、保険請求に限界を感じる人は、自費メインの整骨院を狙うのも面白いかもしれませんよ。

ここまで書きましたがいかがですか? もちろん、「整骨院で働くことが夢で、それ以外にやりがいなんか見つからない」という方はたくさんいると思います。

それはそれで最高なことです。

しかし、整骨院だけが柔道整復師は活躍できる場所ではありません。

スポーツジムや、介護施設なんかでも専属の柔道整復師を雇っているところがあります。

なので、一概に整骨院だけに集中するのも視野を狭くしてしまうかもしれないです。

それでも柔道整復師の仕事にやりがいを感じない人はいっそのこと辞めましょう。他の仕事についたほうがよっぽどいいか、何か自分のやりたいことにフォーカスを当てたほうがいいです。

「資格がもったいない」って言われたりしますが、そんなことはありません。体の勉強を必死にしてきたおかげで、素人より理解できます。

僕なんかは整骨院に勤めるのが嫌になって逃げ出したタイプですが、勉強したことは生かされてます。

友達との会話でもよく体の悩みが話題になったりします。

体の悩みって誰でもありますからね。そんな時に、軽くアドバイスしたりするだけでもその人の役に立ってるわけだし。

無駄なことなんて一切ないですよ。

あなたが思っている以上に世間は、骨や筋肉の名前を知らないです。ここが面白いです。

なので、常識にとらわれず自分の進みたい方向をしっかり決めることが大事ですね。自分の意思が本当に大事になってきます。

肩書きがあまり意味をなさない時代になってきています。フットワークの軽い行動力のある人が楽しめる時代でもあります。

面白い時代になってきましたよね。肩書きにとらわれず生きましょ!!

それでは失礼します。

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