リペア家具デザイナー・須藤修。人の思い出やエピソードを中心に添えて家具を直す人。

リペア家具デザイナー・須藤修。人の思い出やエピソードを中心に添えて家具を直す人。

山形県で古くなった家具を新しくデザインし、修理するリペア家具デザイナーの須藤修さん(28)。彼が最も大切にしているのは、依頼主の家具にまつわる思い出やエピソードを大切に、元通りに戻すのではなく、これから一緒に未来を生きるために修復する。

どんな人でどんな活動をしているのかが少し気になったので、プロフィールや経歴をまとめてみた。

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経歴・プロフィール

須藤修(すどう おさむ)
年齢:28歳(2015年現在)
出身地:山形県

東北芸術工科大学・プロダクトデザイン科を卒業して以来、精力的に活動を続けているプロダクトデザイナー。

古い家具を修復することで注目を集めた山形県の若手デザイナーで、大量生産品では味わえないストーリー性が人気を呼んで、展示会が開かれるほど話題になっている。

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YAMAMORI PROJECT

現在は一級建築士の井上貴詞さんとデザインユニットLCS(ルクス)を立ち上げ、「YAMAMORI PROJECT」というプロジェクトで、山と人との新しい関わり方を模索している。
YAMAMORI PROJECT:公式サイト

一体どんな思いでこのプロジェクトを進めているのかということは、後に紹介するサイトに詳しく書いてあるので、興味がある人は覗いてみると良いかも知れない。

森から木工製品まで、すべてを循環し、つなげるプロジェクト 「YAMAMORI PROJECT」前編

簡単に言うと、人と山との循環を考えようというプロジェクト。現代社会で普通に生活していると、山のことなんて考えることはあんまりない。木の製品なんかそこら中に転がってるけど、どれが何の木でどんな性質で、なんて語れる人はそういないだろう。

“自然を大切に”というキャッチフレーズで、ECOだーなんだーと叫ばれているが、自分たちの生活が自然と密接に関わっていることを意識出来るタイミングはあまりない。

そういう一般の人たちが意識を向けれるように、山の自然と人の生活の関わり方に光を当ててくれるのが「YAMAMORI PROJECT」が主に行っている仕事だ。

須藤さんの仕事

まさにリフォームの人気番組「劇的ビフォアアフター」の家具版。家具にこだわりを持つ人には、須藤修さんのような存在はとても有難い。

大切にしてきた思いを家具と一緒に修復してくれるんだろうなーと勝手に想像を膨らませている。ヴィンテージは男のロマンである。

とはいえ流石に山形県は遠く、なかなか縁がない。東北に行く機会があれば、ぜひ展示会にでも足を運んでみたいと思う。

須藤さんの仕事は、家具リペアの仕事も、「YAMAMORI PROJECT」も基本的には同じ思想のもとにあると感じる。彼の仕事の中心にはいつも人がいる。仕事をする以上それは当たり前のことなのだが、須藤さんの仕事は人を大切にしているのがとてもよく伝わってくる。

モノを大切にすること

ここからは「モノと大切にすること」についての個人的な雑感。

「モノを大切にしなければならない」と子供の頃に教えられてきたものの、現代の日本はモノで溢れ返っており、次から次へと新しいモノが現れるので古いものは自然とお払い箱に。

大量生産の波は家にも及び、建てては壊し、建てては壊し。核家族化でアパートに住む人も多くなり、断捨離なんかも流行ったりして。生まれた時からある思い出のテーブルとか、思い出の椅子とか、そういう家具を持っている人は少ないだろうと思われる。

あと、家具にこだわれるほどお金がないという現実も。

私も家具にはこだわりを持つ方ではあるが、先立つものがないのでなかなか思うようにこだわれず、結局ニトリとかでテキトーなものを買ってきてしまう。

そんなモノでも意外と愛着は沸くもので、素材や品質にかかわらず、同じ空間と時間を過ごしたモノとして大切にしたいとは思っている。しかし、「安かろう悪かろう」というのは世の当然の理でもあり、安いものはやっぱり大切にし辛い。

須藤さんのように、人が大切にしてきた家具の思い出に触れて、それに関われる仕事はさぞ楽しいだろう。うらやましい限りである。

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