【人間関係の作り方3】コミュニケーションスキルを身につける為の実践的な訓練の話

【人間関係の作り方3】コミュニケーションスキルを身につける為の実践的な訓練の話

【人間関係の作り方】言葉の役割を「伝えること」から考え直して、コミュニケーションが驚くほど上手くいきだした話」についてコメントを頂いたDr.Yomanさんの指摘にあるように、今の若い人たちには「人の眼を気にしすぎて思うように喋れず人間関係にストレスを感じる」という問題は確かにあると思います。

私よりも少し下の世代の人には特に顕著ですね。

Dr.Yomanさんにはありがたいことに、私の話が彼らに対しての処方箋になるとおっしゃって頂きました。頂いたコメントにも返信しましたが、“処方箋になりうるか”と言われると私としては疑問が残るところ。

多少の効果は望めるかもしれませんが、どうしてもそれだけで上手くいくとは思えませんでした。

そこで今回は、前回までの内容とは切り離して、コミュニケーションに対して話せないことでストレスを感じる人の問題と解決方法を私なりに考えてみました。

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結果だけを意識して過程を無視するコミュニケーション

さてさて、「言葉に対する意識の違いが決定的な処方箋になり得るか」という話ですが、前述した通り私の意見はNOです。

そうした悩みを抱える人たちは意識がどうこうというよりも、そもそもコミュニケーションが成り立っていない。

自分が何を考えているのか、相手が何を考えているのか、相手との関係はどうなのか、そういったことは一切考えられず、結果の良し悪しにこだわりすぎて過程を丸無視してしまう傾向があると感じています。

コミュニケーションの結果だけを異常に怖がって口をつぐんでしまう。そういったケースが非常に多く見られます。

そういうケースでは過程を丸無視してしまうので『「話さない」という行為も相手に対する発信である』という意識がありません。敢えて少し過激な言い方をしますが、卑しくもただ責任を回避しようとしているだけ。

それではやはり溜まりますし、気疲れもします。それは「話さない」ことで回ってきたツケを払う結果になっているからです。

私はこれは偏にスキルの不足が問題だと考えています。コミュニケーションもスキルとして学び磨かなければ、喋れない、聞けないは当たり前です。

気持ちを表現するのにどの言葉を選ぶのか、どんな態度で臨むのか、相手の言葉をどう解釈したのか、それについてどう感じたのか。こういった過程を意識的にこなしている人は、実は少ないのではないでしょうか。

コミュニケーションスキルについて細かいテクニックなどはあちらこちらで話題に上がっていますが、テクニックは所詮テクニック。

それはそれで大事なんですけど、テクニックは料理で言うと最後の味付けの部分です。お好みでラーメンに胡椒を振るようなもの。

それだけでラーメンそのものが劇的に変わる様なことはありません。クソマズいラーメンにどれだけ良い胡椒を振っても、おいしくなるはずがないんです。

どんなことでも大切なのは練習あるのみ。実際に試して、フィードバックを得て、繰り返す。それをせずに磨かれるスキルは存在しません。

私はそうした経験の不足が、現代によく叫ばれるコミュ力問題を招いているのではないかと考えています。

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コミュ力を鍛えるにはどうすればよいか

ではどうすれば実践的な訓練が出来るかという話ですが、個人的には本を読むことを強くお勧めします。

読書は対話です。書いてあることに対して、どう思ったのかを意識して、書き出すぐらいが良いです。

赤線を引いたり内容をメモしたりするよりも、自分がどう思ったのかを書き出す方が内容を覚えるにも租借するにも効果的です。

本を読むということは、筆者の世界と自分の世界とのコミュニケーションです。文字としての言語も、声としての言語と同じように「相手と自分の共有する世界を象徴する」という機能を持っています。

本を読むことで「相手の言葉を受け取り解釈する」という受け手側の実践的な訓練が可能です。

出来れば、身近にその本の内容について語り合える人がいると理想的です。読んだ内容を誰かに伝えることで、自分の考えを発信する練習にもなります。

経験上、小手先のテクニックを覚えるよりもこうした実践的な訓練のほうが身になりますし、役に立ちます。

まとめ

折角頂いたDr.Yomanさんのコメントに砂をかける形になってしまい申し訳ないと思いつつ、「話せない人の発話ストレス緩和について」のアンサーとしてぼんやり考えた事を書き連ねました。

【人間関係の作り方】言葉の役割を「伝えること」から考え直して、コミュニケーションが驚くほど上手くいきだした話」のコメント欄で回答した内容とはかなり違う方面からのアプローチですが、より実践的なことを書けたら何かの役に立つのではないかと考えて、このような内容に落ち着きました。

考えていることを文章にして伝えるというのは、いやはや難しいものでございますな。ついつい理屈っぽくなってしまったり、自分の世界に飛び立っていってしまったり。

そんな文章にこうしてコメントを頂けるというのは、ありがたやありがたや。改めて貴重なご意見と刺激を下さったDr.Yomanさんに感謝の気持ちを込めてお礼を言いたい気持ちです。

これまでの長い文章を読んで頂いた方も改めまして、本当にありがとうございました。

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