今さら『ムーンライト』感想。評価。ネタバレ含む。母親が最低だが一概に否定できない。

今さら『ムーンライト』感想。評価。ネタバレ含む。母親が最低だが一概に否定できない。

やっとTSUTAYAでムーンライトが出たので速攻借りて見ました。予備知識なしは毎度のことです。w TSUTAYA系男子の感想を書いていきましょう。

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あらすじ

内気な少年シャロンの悩みは、同性愛いじめれていること、そして母親の薬物中毒だ。

そんな思春期の頃に、心の支えになったのは麻薬の売人であるフアンと友達のケヴィン。しかし、強烈な出来事と共にシャロンの想いが爆発してしまう。

時は進み、大人になったシャロンには忘れ去りたい思い出となるが、過去の出来事はそう簡単に頭から離れなかった……

映画の進み方は、少年、青年、大人、という感じでシャロンの成長を見るような形で進んでいきます。

見えづらさは全くなくて、彼の目線と共に映画を見ているような感じですね。

キャスト

主人公シャロン

主人公のシャロン役、少年を演じたのは、アレックス・ヒバートと言う可愛い少年。細身すぎて驚く。w
完全に、内気な少年って印象です。

青年のシャロン役はアシュトンサンダーです。またこの子も細身でひ弱で虚弱なイメージですね。そりゃいじめられるわな。って感じの気持ちになってしまう。(いじめ肯定派じゃないです)

しかし、大人になったシャロン役のトレヴァンテ・ローズはびっくりするくらいムキムキに。w 風貌も変わり果て、昔を知ってる人が彼を見たら二度見するくらいです。
まあそれにはいろんな訳があるんですが……

ムーンライト

しかし、このシャロンを演じた3人は、似てるし、風貌の変わり方には驚くが成長して行く姿は違和感はないですね。

麻薬の売人フアン

マハーシャラ・アリ

マハーシャラ・アリ

フアンを演じたのは、マハーラシャ・アリです。この人の優しい感じはなんでしょうか。最高ですね。
ヤクの売人で飯を食っている人間ですが、お父さん代わりにシャロンのことを気にかけてる姿に僕はほっこりしました。

フアンの嫁さんテレサ

ジャネール・モネイ

ジャネール・モネイ

テレサ役を演じたジャネール・モネ。麻薬売人のフアンの嫁で、めっちゃ面倒見の女性です。
ジャネールはシンガーソングライターやプロディーサーとしても活躍していてかなりいい味出してました。

友達のケヴィン

ジャレール・ジェローム

ジャレール・ジェローム

ジャレール・ジェロームは、フリースタイルでヒップホップをする傍ら大学で演劇の美術学士を取得中だそうです。好きなことに真っ直ぐな男の子ですね。

このケヴンのひょうひょうとした感じが、シャロンの心の支えです。こんな友達……っていうかまあアレなんですが。友達として見ると最高に好きですね。
しかし、あんな感じでシャロンを裏切るとは僕も想像できませんでした。学校の縦社会はほんと恐ろしいです。

大人のケヴィン

アンドレ・ホーランド

アンドレ・ホーランド

ドラマなどの出演が多いみたいです。演技も昔のケヴィンのイメージを残しつつ、過去の過ちを悔いて立派に生きようとするケヴィンを見事に演じてました。

シャロンの母ポーラ

ナオミ・ハリス

ナオミ・ハリス

この人を見るとパイレーツオブカリビアンのカリプソを思い出してしまう。w

しかし、ムーンライトでは見事なまでのヤク中でした。母親としての勤めを果たさずシャロンをないがしろにするくせに子どもを縛り付けるかのように「愛してる」と囁く………なんてやつだ。って気持ちになります。

でも、女優としてそんな風に思わす彼女の演技力は素晴らしいの一言ですね。母親に寄り添うシャロンのことを思うと泣いちゃいますよ。

全体的な感想(ネタバレ含む)

この映画は同性愛を題材にした純愛映画です。しかし僕が一番気になったのは、母親とシャロンの最後の会話シーン。

麻薬の売人となったシャロンに、まともになってほしいと泣きつく母親。それを聞いたシャロンは子どもの頃の自分を思い出しながら母親に胸の内をさらけ出すかのように本音をぶちかまします。

謝る母親。「愛してるからなのよ」とシャロンに言ってました。しまいに母親は「母さんが悪い」と昔の過ちを息子の前で反省するという。

昔の過ちを全て自分のせいだと話されても今のシャロンにはどうすることもできないのです。もう僕がシャロンを抱きしめたいくらいですよ。

でも、最後にはシャロンが母親を抱きしめてあげるという。
なんとも切ない………

しかし、当時を考えると母親も心の隙間を埋めようと必死だったんでしょう。それはシャロンのせいではないんですけどね。

みんな心のどこかに闇を抱えているが、これを完全にわかることなんて絶対無理。特にシャロンは強烈な青春(トラウマとかも含め)を過ごしたんですから、それをないがしろにした母親にはわからないですよね。

寄り添うことはできるけど、そんなシャロンに変わってほしいなんてちょっと勝手すぎますよね。
しかし、そんなこと言い出したら映画は成立しません。w

簡単に言うとシャロンの切なさが見えてあのシーンが忘れられなくなったと言うことです。w(あの時のシャロンが流した一粒の涙が忘れられねー。)

そしてもう一つ忘れられないセリフが、父親がわりにシャロンの面倒をみた、フアンの一言。
「自分の道は自分で決めろ」……この言葉が大好きです。本当にそうだなって感じました。麻薬のディーラーという完全にアウトな仕事で飯を食うフアンだからこそ強烈に響いたんだと思います。絶対ダメですけどね。w

 

最後に幼きシャロンが海辺で振り返るシーンは、ムーンライト最大にして最高のシーンでした。

そんな感じでムーンライトを見ました。

とにかくオススメです。これぞ究極の愛って言われる理由がわかると思います。そして、ムーンライトを見ている方が’いたらどんな印象を受けたかコメントくれたら嬉しいです。

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