東出昌大の演技が下手で大根役者だと名高いので、映画『アオハライド』を見て本当に下手なのかを考えてみた。

東出昌大の演技が下手で大根役者だと名高いので、映画『アオハライド』を見て本当に下手なのかを考えてみた。

俳優の東出昌大が『聖の青春』で羽生善治さんを演じるということで、もう見た目からめっちゃそっくりだと話題に。

俳優さんだけあって、関連して「演技」っていうキーワードが出てくるので、「この人演技上手なんだなぁ」とか思いながら検索してみると「東出昌大 演技 下手」っていう記事がたくさんあるではありませんか。

読んでみたところ、どれもこれもお茶を濁すように「って言われてるっぽいよぉ」ぐらいのことをうにゃうにゃ言ってて煮え切らないので、もう見てからズバっと言ってしまおうと。

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演技が下手だと言われている理由

というわけで、代表作「アオハライド」をサクッと一本見てきました。

うん、これは、下手ですね

んー、でも素人の自分がプロに向かって「演技が下手」というのも変な感じがするので、「観客として東出昌大の演技にはのめり込めなかった」と言い換えておこうかな。

セリフの棒読み感

一番分かりやすいのは一定のリズムで一定のトーンで棒読みされるセリフ。学生のときに文化祭で映画作っちゃいましたっていう作品のあの感じがほんのり漂ってきます。

この辺は素人でも分かりやすいというか、観客の方が余計に分かっちゃうとこなんですかね。

漫画も読んでないのもあって、“馬渕君”が結局どういうキャラクターだったのかがイマイチわからなかった。

見終わった感想として、馬渕君主人公のはずなのに一番と言っていいぐらい印象薄い。なのにこの作品が出世作で、中でも良い方って言われてるとな。

その辺については、作品が女子高生向けっていうのもあって、演技うんぬんっていうよりも「東出君カッコイイ」的な売れ方をしたんだと勝手に予想しています。

冷めてるのか気取ってるのか分からない表情と立ち姿

で、結局映画を見終わっての馬渕君の印象は

ちょっと俺世間を冷めた目でみちゃってるんだぜ風の気取り方をした男子高校生。

果たして馬渕君がそう見えてしまうのは僕がオッサンになったからなのか、それとも自分に身に覚えがあるからか・・・。

いやはや当時を思い返すと尻の穴がムズムズして仕方がありません。当時の自分を東京湾に沈めたい。

まぁその話はさておいて、たぶん色々と背負ってる設定なんだと思うんですが、哀愁が全く漂ってこない。お前それフェイクだろっていう感じしかしないというのが個人的な心象。

それについては脚本とか演出にも問題がありそうですが。

ていうかむしろ全員やばいんじゃ

友達ABCから食堂のおばちゃんから先生から、みんな演じてます感丸出しで全然面白くなかった。

面白くなかったのは、そもそもの出発点が「俺様が色々言われているらしい東出昌大の演技を見極めてやろう」っていうすごいひねくれたモチベーションだったので、当たり前と言えば当たり前なんですが・・・。

さらに言えば、こういう胸キュン映画は尻がむず痒くて見れない歳になってしまったわけだけれども、それらを差し引いてもキャラクターの印象が薄すぎると感じました。

客層がズレてるとか、漫画を読んでないっていうのもあるんでしょうけどね。

主人公の男の友達の小湊君が一番良かった。うちの学校にもああいう奴おったわ。

東出昌大が結構好きになった

とまぁかなり辛口に評価しましたけど、今回いろいろ調べて実際に作品を見てみたりして、俳優・東出昌大は結構好きになりました。

話を聞いていると、おそらく物凄い不器用な男なんだろうなーと勝手に思っています。そういう不器用さに妙な親近感が。

真面目でストイックな性格のせいで、どうにも殻を破りきらない感覚は本人も覚えがあるようで、インタビューなんかには度々そんな話が出てきます。

なんとなーくですが、西島秀俊と同じ匂いを感じる。

演技の世界は全然知らないんで素人目線でしか語れませんけど、何かに打ち込んだ時に力が抜けきらないあの感じはよく分かります。

垢抜けないというかなんというか。何をやってもその辺に壁が一個ありますよね。言葉にするのは難しいんですが、自由を知らない鳥みたいな?大空へ羽ばたける事を知らないのは自分だけみたいな?

このままこの感じが味になっていくのか、それともどこかで大化けするのか。今はどっちにも煮え切らなくて悩んでるんじゃないかなーと。勝手に思ってます。

個人的にも東出昌大が今後どう変化していくのは結構楽しみ。たぶん作品はそんなに見ませんが。

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