【宮崎】八紘一宇の塔に中国から返還要請。精神に則ってあげてしまえ

【宮崎】八紘一宇の塔に中国から返還要請。精神に則ってあげてしまえ

ライトアップ綺麗ですねー。この「八紘一宇の塔」(現在は平和の塔という名称)について、中国が宮崎市へ土台の礎石3個の返還を求めていることが分かりました。

この平和の塔は。1940(昭和15)年の日中戦争下で国内外から集められた石が土台に使われていて、一部からは旧日本軍の略奪品に当たるのではないかとの指摘もあり、宮城市は対応に苦慮しているとのこと。

宮城市は「戦時中に奪ったものは返すべきだが、慎重に話し合いを進めたい」という意向を示しました。

今回は、この石は本当に略奪品で返すべきなのかどうか。そして八紘一宇の意味と思想について考えてみました。

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略奪品なのかどうか

多くの人がまず考えるのは、その礎石は本当に略奪品なのか?ということでしょう。

塔の歴史を検証している宮崎市の市民団体「『八紘一宇(はっこういちう)』の塔を考える会」は「日本軍の組織的略奪の戦利品である」と分析しています。

考える会は分析の結果について、二つの理由を挙げています。

一つは、塔の土台に使われている石には寄贈した団体名や産地名が彫られていて、中国からは198個の石が寄贈されています。そのうちの多くに、旧日本国軍の刻印があること。

そして二つめは、返還を求められている礎石について、「考える会」が南京の博物館に写真鑑定を依頼したところ、「14世紀に明王朝を興した皇帝の陵墓から持ち帰られた可能性があり、国宝級の文化財である」という説明を受けたこと。

真相は分からない

とはいえ、飽くまで可能性の問題であり、どういう敬意でその礎石が日本にやってきたのかをハッキリと示す証拠は今の所ありません。今後はそのことも含めての話し合いが進められると思うので、また新しい情報も出てくるでしょう。

これまでの日中のやりとりを考えると、今回の件もまた日中韓の歴史認識を決める重要な問題だという見方が強まってしまいますね。個人個人がどう思っているかが全く通用しない世界なので、宮城市が対応に苦慮するのも納得です・・・。

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戦時中に奪ったものは返すべき?

では果たして返すべきかどうか。コレといった答えのない難しい問題ですね。

倫理観に従って言えば、「奪ったものは返すべき」というのは当然です。また同じように倫理観に従って言えば、「終わった事を蒸し返さない」というのも大切なことです。

度重なる韓国や中国の「イチャモン」に若干うんざりしている空気もあり、今回もまた・・・と思ってしまいますが、一番の解決方は同じ土俵に立たないことだと考えます。

返してあげればいいんじゃない?

というのも、返して欲しいと言うのだから、返してあげれば良いと思うんです。

日本に「平和の塔」というものが存在し、それがなければ市民の生活が破綻してしまうような代物でもありませんし、欲しいというのであれば、あげてしまえば良い。

ただ、略奪だの、日本国軍がどうだの、そういう歴史的な話は一切関係なしに。だって、実際に関係があるのかどうかなんて真相は分かりませんし、終わった事をいつまでもグダグダやりあうのも不毛です。

言葉の意味通り「中国の歴史的な文化財であり、その礎石は自国を誇る象徴として手元に置いておきたい」と言っているのであれば「国の誇りは大切なもの。宮城市にあっても石の価値は十分に発揮されないので差し上げます」と、新しい友好の歴史を刻んでしまえば良いのでは。

過去の歴史認識とか、戦時中の略奪がどうとか、そういう“関係ない話”にまで囚われてしまうと、話がどんどんややこしくなりますし、国民が日中国交に向ける意識がめんどくさいことになります。

足りなくなった礎石は、日本の腕の良い職人の人に新しく彫って貰えば事足ります。そうして、「平和の塔」に新しい歴史を刻むのもまた一興ではないですか。

「八紘一宇」の精神

この平和の塔に刻まれた「八紘一宇」の文字。有り体に言うと、“人類みな兄弟”という意味です。

「八紘一宇」は、日本書紀にある神武天皇が橿原宮(かしはらのみや)に即位されたときに、「八紘を掩(おお)ひて宇(いえ)にせむこと」と言われたのに由来したものであり、八紘とは四方八方のことで、一宇とは一つの家のことです。天下にあって人類はみな一つの家にいる家族のようにと、日本の精神を象徴する和の精神であります。

戦前の日本が掲げていた精神で、戦後はこの思想を取り上げて「武力による支配の象徴となった」と言われていたり、政治家のお偉いさん方からは「この精神の影に日本帝国の独善性は隠された」という趣旨の発言があったりと、時々メディアに登場しては、戦前の日本を否定する材料になっていたりします。

現在では「八紘一宇」の言葉は軍国主義賛美の言葉として放送禁止用語に指定されていたりします。

「八紘一宇」の思想を基に「戦前の日本がどうだったのか」ということを考え出すと、とてもじゃありませんが尺が足らないので今回は割愛しますが、私は素敵な言葉だと思います。

「八紘一宇の精神」に則ればこそ、中国人の誇りを日本の側から大切に考えた結果「返してあげればいいんじゃない?」という結論に至ったのでした。

もちろん、そういう単純な話ではないことは承知の上ですが、一個人の夢想として読んでいただけたなら幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. By 匿名

    ご寄稿有難う御座いました。

  2. By 匿名

    返したって何の不都合がないのであれば、そりゃ私としても返した方がいいと思いますよ。

    ところが「チャンネル桜」が仰っていたように、返すとなると塔を壊さなくちゃならない。

    私は残してほしいと思います。

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