『アバウトタイム』二回観た感想。恋愛映画じゃない人生の映画だ。あなたの人生はどうですか?ネタバレあり。

『アバウトタイム』二回観た感想。恋愛映画じゃない人生の映画だ。あなたの人生はどうですか?ネタバレあり。

いつものようにTSUTAYAさんをブラブラしてたら、『アバウトタイム』が目に止まりました。「一回見た映画だったな。なんか断片的な感じだし、もう一回見よう」ってことで見たんですが

素敵な映画でした。表紙は、恋愛したくなるような感じですが、この映画は違いましたね。

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さらっとあらすじ

主人公のティムは、21歳になった時に、父親に呼び出されてこんなことを言われる「実は父さんはタイムトラベルできるんだ。そして、長男であるお前にもその能力がある。」

冗談半分で聞いていたティムは、父親が説明するタイムトラベルのやり方を聞き、実行してみます。

薄暗い部屋に入り、拳を握って戻りたい過去をイメージするだけで、その時代にタイムトラベルするのです。

その力を手に入れたティムは、自分のやり直したい過去に戻り、何度も何度もタイムトラベルするのですが、最後に待っていたのはとんでもない事実でした。

果たして、ティムがタイムトラベルで得た本当に大切なこととはなんなのか?

ティムの家族愛が泣ける

家族全員を愛しているティムの人柄は好感が持てます。そして、女の子に対しての内気な感じも見てると応援したくなります。

ドーナル・グリーソン

ティム役(ドーナル・グリーソン)

引用:Yahoo映画情報
ティム役を演じてるのは、ドーナル・グリーソンです。覚え方は「どーなる?グリーソン!!」で決定ですね。w

この人もなかなかのカメレオン俳優(意味は天才)ですね。最新作のスターウォーズではハックス将軍という悪役まで演じてるし、ハリポタ好きな人はきっと「ウィーズリー家の人だ!!」って思っちゃうでしょう。ハックス将軍 ウィーズリー

どんな人物になりきることもできる俳優は、僕は大好きです。日本でいうところの山田孝之さんですね。

メアリーが可愛すぎる

あらすじに書いてないですが、主人公の恋人のメアリーが最高にキュート!!

レイチェルマクアダムス

メアリー(レイチェル・マクアダムス)

引用:marry

絶世の美女とか、可愛すぎて現実感がないとかじゃなくて、顔から性格の良さまで伝わるような感じです。

ティムと初めて顔合わせするシーンでは、店を出る瞬間に、段差で少しつまづくところなんか、キュンってなりますね。w

あんなのティムじゃなくても惚れる瞬間ですよ。完全に僕の心はメアリーに奪われました。

そして普段、町を歩いていたら見かけそうな感じが僕は大好きですね。ナンパしちゃいます。(したことないけど。w)

代表作は、恋愛映画好きは誰しも見ているであろう、『きみに読む物語』があります。

ってことは恋愛映画系は彼女が出ればオッケーなのかもしれませんね。w

レイチェルの魅力は親近感を抱かせる顔立ちなので、映画に感情移入できます。笑った顔がまた素敵なんだなぁ。

タイムトラベルの基本ルール

ここからネタバレなので見てない方は、絶対見ないほうがいいでしょう。

あらすじでもさらっと書きましたが、タムトラベルする時は、薄暗い部屋に入り、拳握って、過去をイメージするだけ。

「簡単すぎだろ!!」ってツッコミみたくなりますが、我慢しましょ。w

しかしながら、タイムトラベルにはルールがあります。

まず、子どもが生まれる前に戻り、過去を変えてしまうとその子は別の子になります。(ここめっちゃネタバレなのでごめんなさい。)

そして他の人にタイムトラベルのことが絶対に話してはだめ。

基本ルールはこのくらいです。「ルール(約束)なんて破るためにある」なんてカウボーイビバップで誰かが言ってましたが、ティムはこのルールを破るんです。

そこから、人生とはなんなのか?を考え出すきっかけに変わるのでめっちゃ見所ですね。

タイムトラベルで過去に戻れるなら……

こんな簡単に過去に戻れちゃったら、あなたはどこをやり直したいですか?

僕はやり直したい瞬間がたくさんあります。それって誰しもが思うことですよね。

ティムはその力を使って運命の相手を求めます。結果的にメアリーと出会い幸せになるのですが、彼は最終的にタイムトラベルの能力を使わなくなるのです。

その理由が素敵で『人生とは何か??』を僕たちに教えてくれます。

ティムがタイムトラベルを使わなくなった理由

人生にはいろんな挫折があります、家族の死だって待ち受けてます。誰でも例外ではありません。そしてティムも尊敬する父親の死を経験するのです。

死を悟った父親は、愛する息子にタイムトラベルを経験して学んだ最後の秘訣を話します。それは人生を幸せに過ごす二つの秘訣でした。

幸せになる秘訣

  1. 普通に生活すること(普通の人と同じように)嫌な気分があった時にすぐタイムトラベルするのではなく、まずは一日を経験する。
  2. 毎日を同じようにもう一回繰り返す。緊張や不安で気づかなかった人生の素晴らしさ2回目は気づける。

父親の言った秘訣を守った、ティムの毎日は輝きだし、周りをも笑顔にさせるのでした。

タイムトラベルできるからだろ?って思いますよね。僕もめっちゃ思いました。しかし!!しかしですよ。

最悪な一日を過ごした時に、「あの時にもっとこうしておけばよかったなぁ」って思うのは、自分の中で一日を繰り返しているのと同じです。

ティムと僕たちが違うのは、そこにはもう戻れないということ、人生の大事な一日を嫌な気分で終わらせてしまっているということです。

人間は自分の人生が有限であるという自覚を常に持つことは難しいです。実際は有限だし、生きとし生ける物は生まれた瞬間に死が待ってます。

『始まりがあるものには終わりがある』マトリックスのエージェントスミスの名言ですが、その通りです。

ではティムの父親はタイムトラベルできるのになぜ死んだのか?それは、タイムトラベルのルール、子どもが産まれる前に戻って過去に変化を加えると子どもは別人になるからです。

父親はガンで亡くなるのですが、原因はタバコでした。母親と出会う前からタバコを吸っていたので、吸わない過去を選ぶとティムがいなくなるということですね。

愛する息子が存在しない未来より、自分の死を選択した。ということになります。もちろんティムがいない未来はメアリーとの間に生まれた子どもも存在しないことになります。

最後は死の恐怖より愛が勝つ。泣けるわ。

父親の秘訣を聞いたティムは実践しますが、ティムは、三つ目の秘訣に到達するのでした。

それは、タイムトラベルをしないで生きるということ。

タイムトラベルという最高の能力を持ちながらも使わなくなったのは、その日を最後だと思って生きるということに気づいたからです。

人は無限だと思うと価値を感じなくなります。しかし、自分の生きる時間が有限であることに気づき、その日を噛みしめるように生きると輝きだすのです。

この映画の最高の教訓はここです。僕は二回目の観賞でやっと理解できました。w 全ては有限だと感じて生きると尊さを感じずにはいられません。

もし「無駄な日を過ごしてしまったなぁ」と思った時はこの映画を思い出しましょう。(ありがとう『アバウトタイム』)

ちょっとだけ微妙だと感じたのは、ティムの妹のキットカットですかね。

キットカットの自由奔放な感じ

個性豊かな家族なので、自由奔放な妹の設定は、全然いいのですが、その自由さがちょっとだけやりすぎ感があるような気がします。

ティムがメアリーを実家に連れて行く時に、嬉しさを表すようにメアリーに抱きついてキスするシーンは、「ちょっとやりすぎ感があるなぁ」と思ってしまいました。

中田敦彦さん(オリラジ)の言葉を借りるなら、『あざとい』って言葉が浮かびますね。

しかし、その他は気になることなく楽しめたので、最高の映画です。w

最後に

二回観賞して思うのは、「一回見ただけじゃその映画の良さを全て語るのは難しいなぁ」ということです。

最初に見た僕の状態と、二回目の僕の状態は価値観が変わってきているからなのか、たくさんの発見ができます。最近は、レターポットに夢中なので、人生の有限さを特別感じれました。

「日々の日常の過ごし方が、明日のあなたを作る。そして、明日なんて存在しない。」

ただあるのは目の前の現実。人生がそれの繰り返しで、死ぬまで続きます。じゃあその現実を見方を変えてやれば、新しい価値観が誕生しますね。

レターポットと映画の相性は最高にいいみたいです。w

それでは失礼します。

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